青葉学院スタディアムの理念

~私たちの原点~

 『人間力の差が、結果の差を生む』

 大手学習塾から小規模個人塾や家庭教師まで経験し続けることにより、また同時にスポーツという異なるジャンルにおいても指導経験することにより、更には結果を常に求められる営業職の世界にも身を投じることで、結果を出せる人と出せない人の特性や考え方や行動パターンを長きにわたり目の当たりにすることができました。
 
 どれほど熱く接しても、聞いているように見えても結局アドバイスや指示を受け入れたり取り入れたりできない人。一度はそれを取り入れても続かない人。完全に1対1で、じっくりと最高の知識や学習法を指導されても、そして指導されたことを実行しても結果が一向に出ない、または若干の結果しかでない人。逆に、放っておいてもどんどん実力をつけ、勝手に学習し続け成果を上げ続ける人。学生時代は上手に乗り越えたように見えても、なぜか急に社会人になってすべて崩壊させてしまう人(引きこもりや失敗が続き思い悩む毎日)。最初はひどい状態であったのに、どんどん改善や学習を重ね、最終的にものすごい成長を見せる人。最初はそこそこの成果を出すが、結局尻つぼみになってゆく人。塾や指導者のせいにして、点々と塾を変え続ける人(風の便りでそのような人は結局、その後あまり結果を出していません)。アドバイスや話をよく聞き入れているように見えても、結局受け流しているかすぐに冷めてしまい、結果に伸び悩んでいる人。塾という畑において大手進学塾であろうと、町の個人塾であろうと、そのような起こる事実は同様であったと把握していますし、スポーツの世界でも、さらには営業の世界であっても同様にいえることであります。
 
 それに対して、教師側から試行錯誤を繰り返し、テストによく出ると思われる知識のリストアップを行い、絞り込んで教えていったり、叱咤激励をしたり、興味を引き付けるためにジョークを駆使して教えたり、カラフルでわかりやすい板書を試みたり、優秀な子の勉強のやり方や優秀な子のサクセスストーリーなどをプレゼンテーションし奮起させようとしたり、強制的に大量の知識を詰め込ませたりしてどこも対応していますが、現実問題としてやはり起こることは一緒です➡先ほど挙げたように、人によっていろいろな結果が生まれてしまう…つまり常に差が生まれる、常に結果に差がつくことになるという事実が起こるということです。それは千差万別、十人十色ということで片づけるのではなく、そこに何かしらの法則があるのかどうかの分析(結果を出す人と出さない人の特徴や行動パターンや考え方などを調査)を自分なりにしてみると、やはり存在していたのです。
 
 学習塾という狭い世界に限定して、見ても本当にいろいろな差が生まれます。高校受験に大成功したのに、大学受験で大失敗する生徒。高校受験に大成功し、大学受験も同様大成功したにも関わらず、そこから生きる意味を失い、途方に暮れ、ついにはニートになってしまい引きこもっていった生徒。逆に高校受験に大失敗したので、意地を見せて大学受験で大成功する生徒。小学、中学、高校、大学と常に並でやり過ごせる生徒。中学生の段階で既に、人生に見切りをつけ、社会からあらゆる逃亡を図る生徒。せっかく大手学習塾や予備校を信じて通塾しているのに、公表されることはないのでなかなかわかりませんが、失敗する子も多数いるという事実…
 
 現実を突きつけられ、だからこそ『なぜ指導を均一にしても、このような生徒間の差が生まれるのか?』『何がそうさせるのか?要因は何なのか?』を試行錯誤し、分析に分析を重ね、たどり着いた真理があります。それは、『学力(成果)は結局その人間(生徒)の人間力で決まる』ということです。
 

 


成果を出す人の特徴と出せない人の特徴

  『データで双方を比較する』

 人間力とは、すなはちその人なりの物事のとらえ方や考え方や行動の習慣あるいは価値観などの総称であります。同じ指導を受けていても、結果に差を生むということは、もはや人間力の差であると言わざるを得ません。これは子供の世界だけではなく、大人のビジネスの世界でも同様のことが言えます。また学問の世界だけではなく、スポーツの世界であっても等しく言えることであると申し上げておきます。
 
 
 
成果を出す人の特徴を挙げてみます。
 
 
 
1.目的意識を常に持っていること。
2.これまで生きてきた中で、何かしらの成功体験をいくつか持っていること。
3.計画性があり、しかもそれをほぼ自分の中で決定していること。
4.原点(生きている上で何か奮起させられるきっかけになる出来事)をもっていること。
5.ここ一番の集中力が絶大であること。
6.結局全てにおいて楽しんでいること。自主性が高い。
7.失敗を成功の素に変えることができる客観性や分析力をもっていること。失敗が怖いとしても、恐れずチャレンジできる強さがあること。
8.良い意味でのポジティブさがあること(ただのナルシストや負け惜しみではない)
9.自分というものを持ち、何事にも自分のペースややり方をもっていながら、それでいて素直さがあること➡自分に必要なアドバイスやヒントなどをきちんと受け入れる力があるし、自分に起こりうることを全て自分の肥やしにできる。
10.バランス感覚や柔軟性があること➡偏りすぎず、その場その場でしっかりと場が読め、その場にふさわしい判断や行動ができること。
11.選ぶ力(選択する力)があること➡時に客観的に時に主観的に、変幻自在にその場に応じて選び出すことができる力。
12.忍耐力があること。
 
 
 
 
 
逆に、成果が出ない子は、上記のような要素がないか、あるいは少ないということになります。
 
 
 
1.目的意識がない。つまり何のためというものがない状態で何事にも取り組んでいる。
※どちらかというと常に強制やみんながやっているから自分もやっているという感じ            
2.これまで生きてきた中で、成功体験だと自分なりに思えるものが見当たらない。
3.何事も計画性がなく、その場その場で振る舞うだけ。または誰かに方法論や道を作ってもらわないとできない。
4.原点がない(奮起させられるような経験を持っていない)…熱いものがない
5.何事にも、作業に取り掛かるのが遅い。集中が途切れやすい。後回し癖。
6.遊び以外は何となくつまらないとか疲れるとか面倒くさいという感覚ですべてをこなす。突き詰めると、やらなきゃならないからという義務的な感覚だけで何事にも取り組んでいる。
7.失敗を失敗だけで捉えているので、失敗=自分の評価を下げるもの、自分の価値を下げるものであるというとらえ方であり、ひどいと恐怖心をもっており、チャレンジ精神をどんどん下げているから、トライやチャレンジするということがない。
8.何事にも悲観的であったり、悪い意味のポジティブさ(ただのナルシストや負け惜しみ)しかない。
9.自意識が低く、常にまわりに振り回されたり、価値観が七変化していく。それでいて素直さがないので何事も取り入れたり受け入れたりしない。
10.バランス感覚がなく、偏りすぎな傾向を持つ。場が読めず、その場にふさわしい判断や行動がとれない。
 
 
さらには↓
 
○『自分が何をしたいかがわからない』という発言をよくする。
 
※言い換えると、わくわくするものがないかそれが人に話すレベルではないと思っている
 
○表情が暗い時が多い。
 
※いつもマイナスなことばかり頭に持ち続けている証拠
 
○自分がよくなっていったり、成長してゆくことをなんとなく信じることができない。
 
※自分が信じられないということ。人生自体にマイナスイメージを持っている証拠。
 
○何事にも努力の我慢ができない、踏ん張れない。
 
※何事も続かない。
 
○出す言葉がマイナスのものが多い。
 
※『どうせ』とか『無駄』とか『自分とは違う世界のこと』とか『他人事としてとる』
 
○自分の感情を表現できずに諦める。
 
※思いを表現せずに自分の中だけに閉じ込め続ける
 
○何かと自分以外のせいにする。
 
※自分を受け入れられない、自分に起こることが受け入れられないから他のせいにするしかない
 
○逃げる。
 
※結局出す答えは『逃げる』『やめる』『普通で良いや!~普通がどれほど大変かもわかっていないのに…』ということ
 
 
上記のような特徴があります。
 
 
 
 これは決して笑い事ではなく、老若男女結果を出せない人が持ち合わせている特性であるとここで挙げておきます。
 


差の更なる分析


 ではここで、今度は成果を出す人(子)の更なる分析をしてみたいと思います。
先に挙げた…
 
1.目的意識を常に持っていること。
2.これまで生きてきた中で、何かしらの成功体験をいくつか持っていること。
3.計画性があり、しかもそれをほぼ自分の中で決定していること。
4.原点(生きている上で何か奮起させられるきっかけになる出来事)をもっていること。
5.ここ一番の集中力が絶大であること。
6.結局全てにおいて楽しんでいること。自主性が高い。
7.失敗を成功の素に変えることができる客観性や分析力をもっていること。失敗が怖いとしても、恐れずチャレンジできる強さがあること。
8.良い意味でのポジティブさがあること(ただのナルシストや負け惜しみではない)
9.自分というものを持ち、何事にも自分のペースややり方をもっていながら、それでいて素直さがあること➡自分に必要なアドバイスやヒントなどをきちんと受け入れる力があるし、自分に起こりうることを全て自分の肥やしにできる。
10.バランス感覚や柔軟性があること➡偏りすぎず、その場その場でしっかりと場が読め、その場にふさわしい判断や行動ができること。
11.選ぶ力(選択する力)があること➡時に客観的に時に主観的に、変幻自在にその場に応じて選び出すことができる力。
12.忍耐力があること。
 
上記12項目の特性を文章として一つにまとめると…
 
 何かしらの原点(感情を揺さぶられた自分なりの経験)があり、自分なりの目的(夢やVISION)(絶対に譲れないこだわり)が生まれている。…41が該当
そしてそれを良いイメージ(実現している自分の姿や感情)をポジティブに前向きに味わうことができ、それまで自分がコツコツ貯めてきた成功体験のおかげで実現しそうな密かなる自信を持つことができる。さらにわくわく感まで感じだす。…268が該当
それを本当に実現するための自分なりの計画と客観的自己分析を始め、常に適切な選択を駆使し、非常にバランスよく組むことができる。…311が該当
その計画を継続し続ける。ここ一番の集中力を駆使し、時に失敗してもそれを生かし、いろいろな意味で周りに振り回されずひた向きに、バランス感覚をもってひたすらやり続けてゆく。たとえ迷ったとしても、孤独を感じることがあっても辛いと感じたとしても、結局は最初に持った達成の良いイメージを繰り返すことができる。…57910
ついに成し遂げる→新たな成功体験を再び持ち、絶大なる自信を手に入れ、新たな目的意識を自然に生み出し、同じサイクルを繰り返してゆく。だからいろいろあっても右肩上がりに人生が良化してゆくのです。このようなサイクルを持っているように思われます。
それを意識しているかしていないかは別として、持ち合わせているからできるのです。
放っておいても勝手に成果を出し続けるようになる人などは、このシステムをたとえ無意識だとしても持ち合わせています。とにかくブレません。
逆に、成果が出せない人は、このシステムからほど遠いシステムを自分で無意識に採用していると考えます。
 
 具体的に挙げると…
 自分なりの原点を持たないので、目的意識もほぼ持っていないで何事にも取り組んでいる。
成功体験が特にないので、自分に対して自信を持つことがかなり難しくなる。
そもそも自分の目的(夢)(VISION)ではないので、計画性も必要ないし、そもそもわくわく感も出てこないのですべてが義務でしかなくなる。俗世間が良いと宣伝しているものや状態にばかり興味を示し、いっこうに自分を持てないまま。
集中する意味を感じることができない。だから集中できるわけがない。
努力を楽しむなんてことは絶対にありえないので、いつも苦痛や退屈さでいっぱいになり、ゲームや娯楽に目が行きやすくなる。逃避行するしかなくなる。
チャレンジなんていう言葉はまったく無縁になる。なぜなら自分の目的ではないからである。アドバイスなどは受け入れる意味がない。
頭に思い浮かべるのはいつでもマイナス発想になる。
人生は苦しみばかりだというような認識を持っている。そこには希望ではなく不安や恐怖心しか宿らない。すぐに言い訳などを口にしだす。自己防衛のための嘘もつくようになる。
結局は自分以外の周りのせいにして逃げ出す…
 
 このような状態で、どんなテストに役立つ知識や教えを、伝えたところで、聞き流す一方であり、どんなに量をやらせても、いつまでたってもそれは義務でしかないので、苦痛になるだけであり、教師が面白おかしく伝えても、それはその場だけであり、身についていないことになる。成功することが程遠くなるので、いつまでたっても前向きな目的も出てこない。そのうち人生をあきらめることになるのが関の山です。叱咤激励攻撃をひたすら与えても、結局お互いに苦痛で終わってしまうだけです。どれほど手を差し伸べても、なぜ指導者が、自分のことでこんなにむきになるのかを理解できない訳だし、どんどん自分を劣化させてゆく方向へ進んでしまいます。ひどいと引きこもったり、周りの人を引きずりおろして自分を相対的に押し上げようとするしかなくなるわけです。
例えば『いじめ』や『妬み』などはこのようなメカニズムで起こっていると言えます。


科学的検証を試みる

『差のメカニズムを科学的観点から見つめる』

 
 考えて見れば、成果を出す人のシステムは、見方を変えて、脳のメカニズムの科学的観点からみても、実はもっともな特性であると考えます。すなはち脳のしくみをうまく利用したシステムであると言えるのです。
 
 人間は、何かしらの達成感を得たときに何とも言えない快感を覚えます。その時脳の中で何が起こっているのでしょうか?それは脳内物質の一つである『ドーパミン』が放出されています。ドーパミンとは神経伝達物質で、快感や喜びを生み出すものであり、この分泌量が多ければ多いほど大きな快感や喜びを感じるのです。そしてそのドーパミンが分泌された時の行動を脳全体が克明に記憶し、それを再び味わおう(再現させよう)とします。神経細胞(ニューロン)が繋ぎ変わり、新しいシナプスが生まれ、その行動が癖になり、その行動が熟練して行くのです。モチベーション(やる気)を生み出す役割を果たしているとも言えます。ドーパミンは、達成感を味わうと放出されるものですが、そこまでの道が苦しければ苦しい(困難である)ほど、不確実なものを成し遂げたりするほど、多く放出されることがわかっています。大変なものや予期せぬものを乗り越えた時こそ、多く分泌されるということですが、よく人を強く喜ばせるために、こっそり準備してびっくりさせようとしたり、自分で苦労して育てた作物が非常に美味しかったり、苦労に苦労を重ねて成し遂げた記録は本当にうれしい思いをするのような経験は、この話に該当すると思われます。平凡すぎる毎日が辛いと感じることも、この法則に則っていると思われます。一方、あまりよろしい話ではありませんが、麻薬などもこのドーパミンが関わっています。麻薬はそれを服用することで、ドーパミンが分泌され、快楽を味わうことができる反面、服用し続けないと大変なことになるものです。なぜそうなるのかというと、ドーパミンが影響しています。服用するとドーパミンが放出され、快楽を感じ、その行動を繰り返そう(麻薬の服用)と脳全体が作用するので、患者は意地でも服用しようとします。それは強烈なパワーです。しかしながらそのドーパミンの特徴を上手に使えば、強烈なモチベーションや行動力を生み出すことになるわけですが、成果を出す人は、自分が本当に成し遂げたい現実や本当に手に入れたいものを、本当に実現させていることを上手にリアルに臨場感を以てイメージし、リアルだからこそ脳の中のドーパミンが分泌され、モチベーションと行動力を自分で分泌させ、適度に負荷(苦労)をかけたうえで、本当に目的を達成する経験をうまく作り出し、ドーパミンをより多く放出させ、そのサイクルを継続化させているわけです。強烈なモチベーションと行動力を上手に手に入れているのです。実現に必要な選択力や判断力、または行動力など全てを呼び覚まし、脳が実現させようと動き出すのです。だからすべて自主的に進んでいきますし、どこかで楽しみながら没頭しているわけです。徹底したこだわりで努力をし続け、考えて、粘り強く研究して…そうなれば何事も実現できるようになるわけです。かなりの確率で、達成できると言えます。
 
 
 
 となると、いわば脳はすべての源であります。脳の中で始まったこと(目的意識)が現実になってゆくということができます。しかしながらまだまだ脳に関しては神秘的なところもあり、科学的に証明されきってはいません。ドーパミンとは逆にストレスや不安や恐怖心を引き起こす成分もあります。それはノルアドレナリンです。余談ですが、他にも多くの神経伝達物質がありますが、人の現実を作り出すのは、どうやらこのような神経伝達物質のようです。他にもセロトニンやオキシトシンのような物質もあり、幸せ感を感じているときに分泌されているもので、自律神経の安定を図ったり、免疫力を高めたり、情緒を安定させたり、血圧の安定を図ったり、血液の浄化作用まで、健康を整えたりしてくれるものもあります。脳が持っているあらゆる力を駆使してでも、目的意識を現実化させようと常にしているのが脳なのです。そして人間が感じるすべての感覚は、脳の中で起こっているといって過言ではなくなります。幸せ感と不安や恐怖心などの対比的なものも同時に引き起こさせる脳は、自然界がバランスを保つように、見事にバランスも保っているように感じます。これらの脳の仕組みを上手に生かすことで、人生が豊かになるということです。まとめると、ドーパミンをうまく活用し、目的意識を次々と現実化させてゆくことができる人とできない人で差が生まれているということが言えます。
 
 
 
 さて、こうなると、これまで述べてきたサイクルに乗っている人であれば、先ほど挙げた特徴が自然と出てくるはずです。
 
 
 
1.目的意識を常に持っていること。
2.これまで生きてきた中で、何かしらの成功体験をいくつか持っていること。
3.計画性があり、しかもそれをほぼ自分の中で決定していること。
4.原点(生きている上で何か奮起させられるきっかけになる出来事)をもっていること。
5.ここ一番の集中力が絶大であること。
6.結局全てにおいて楽しんでいること。自主性が高い。
7.失敗を成功の素に変えることができる客観性や分析力をもっていること。失敗が怖いとしても、恐れずチャレンジできる強さがあること。
8.良い意味でのポジティブさがあること(ただのナルシストや負け惜しみではない)
9.自分というものを持ち、何事にも自分のペースややり方をもっていながら、それでいて素直さがあること➡自分に必要なアドバイスやヒントなどをきちんと受け入れる力があるし、自分に起こりうることを全て自分の肥やしにできる。
10.バランス感覚や柔軟性があること➡偏りすぎず、その場その場でしっかりと場が読め、その場にふさわしい判断や行動ができること。
11.選ぶ力(選択する力)があること➡時に客観的に時に主観的に、変幻自在にその場に応じて選び出すことができる力。
12.忍耐力があること。
 
 
 
 
 これが全ての特徴が、本人が意識していようとなかろうと、自然と備わってくるということには異議は起こらないであろうと言えます。
 
 
 
 このように見てくると、褒める教育というのは全くもって筋が通っている手法であると考えます。なぜなら、褒められるということは達成感につながりますので、ドーパミンが分泌するジャンルである訳ですから、非常にプラスです。ただし、先ほども申し上げた通り、負荷をかければかけるほど、苦労すればするほど、達成の時のドーパミン放出量が多くなるので、簡単にほめたり、嘘をついて(無理やり)ほめたりしても、それはドーパミンが分泌してくることがなくなります。お世辞や無理やりなほめなどはあまり意味がありません。本当に褒めたいと思うことを本人がするまで根気よく待ち、そのうえで褒めるということなら非常に効果があります。そもそも褒められるべきだどうかは本人が一番わかっているわけですから。
 
 
 
 まとめると、ドーパミンを出す環境を構築することが、教育にとって必要不可欠であり、効果を出す最良の手段であると言えるし、それは何も勉強だけではなくすべてのジャンルにも適応できる法則であり、老若男女に該当することであり、そもそも社会に出てから急に引っ込んでしまうということもなくなる素晴らしい力なのです。とにもかくにもまずは自分のこころから望む、嘘ではない、自分だけの目的意識(意志)を自覚することができたのなら、それは高確率で実現するということです。それが全ての根幹になっており、やはり現実問題として成果を出す人はこれが非常に強いです。
 


人間力を高めるためのノウハウ

 
青スタは、このような、脳のしくみを活用した、結果を出す人に共通するサイクルを以下のように表でまとめており、しかもそこへ子供たちが上手に乗れるようにしてゆくことが理念そのものであり手法でもあるのです。これらを総称して『人間力を高める』と表現しているのです。
 

 
 

 成果を出す人のサイクルを、シンプルな表にしました。それぞれの説明をしてゆきます。
まずはSTAGE1『原点を持つ』です。これは、良いも悪いも何かしら自分にとって感情的にショックが与えられる経験を持つことです。この時に、人に中に何かしらの目的意識が育まれるものです。劣等感を感じたり、欠如感を持ったり、新しい世界を知り、かつその場で活躍する先輩などを見たとき自分をその姿に重ねてみたり、新商品に出会い、それがどうしても欲しくなったりと目的意識を宿すきっかけづくりみたいなもので、多くはそのように目的意識を育むのです。
 そうして目的意識が生まれます。STAGE2『目的意識』にスポットを当ててみます。目的意識が現実化しているのを正しくイメージしていると、ドーパミンが多く分泌され、脳が否が応でもその状態を常に得ようとし、強力な力で動き出すわけです。そうして実現のための方法論を選択し(STAGE3)、どんなことがあっても強い精神力をもって継続し、分析し、研究し、修正し(STAGE4)、成功体験を迎える(STAGE5)のです。ここでさらに強烈にドーパミンが分泌され、より高みへと目的意識をさらに生み出し(STAGE6)、あとはサイクルの繰り返しをしてゆくのです。こうなると、周りのこともほぼ気にならないくらいに集中力を高めており、独自の世界で没頭しているという感じになります。自信も出てきて、本音で強く思ったことはおおよそかなえられるようになります。指導してきた生徒で、なぜか何もこちらがしなくても勝手に学習しだし、成果を出すようになる生徒というのはこのサイクルに完全に乗っているのです。経験上、成果を出す子というのは、何かしらのきっかけを与えた瞬間、スイッチが急に入り始め、放っておいても勝手に良くなっていくというパターンが非常に多かったのです。突き詰めると、『本物の目的意識』さえ手に入れれば、全てがうまくいくといっても過言ではないということになります。どのSTAGEにとっても、目的意識さえきちんとあれば、全て乗り越えられるようになっているのです。

 

それぞれのSTAGEを妨げるファクター

『落とし穴』

 

 
 ところがSTAGE2の『目的意識』ですが、現実問題としてこれを持つことは、実は非常に難しいのです。少なくともそう感じている若者が現在非常に多く感じます。言い換えると、『夢がない』『何がしたいのかわからない』などのように、そのようなことばを吐く若者が現在非常に多いです。というより、誰しも持っているものですが、それがなかなか自覚しづらいのです。しかも、本人が、本音で望んでいなければ、その人の目的意識とは言えないのです。つまりドーパミンが分泌されないのです。そうなると、上記のサイクルには乗れず、結果を出せない人のサイクルに乗ることになるのです。
適切な『原点』を与えることで、目的意識を持つことができたりします。経験させるとは、自分なりの目的意識を探し出すという効果もあるのです。そのような環境を用意することがとても重要なのです。そのためにSTAGE1が存在していると言えます。
 しかしながら一方では、純粋に目的意識を持つことを阻害する要素が現実問題として多く存在します。最たるものとしては、過去のトラウマや固定観念です。目的意識を持ったとしても、『自分がそれを実現できるわけない』という前提で生きている限り、ドーパミンが分泌されることはないのです。いつまでたっても成果を出す人のサイクルに乗ることはないのです。また、周りの環境もそうです。自分を取り巻く人々の目的意識も、自分の目的意識に良いも悪いも、大いに影響を与えるのです。
 例えば、集団のメカニズムを見てみます。一つの組織自体が持つ意志とは、その組織を構成している人々一人ひとりの目的意識の結晶です。同じような目的意識で構成されていればいるほど、その組織は、目的意識を達成する確率が非常に高くなると言えます。逆に、目的意識が揃っていなかったり、逆を向いている状態では、それぞれが自分の目的意識に不安を感じ始め、結局最も強い目的意識を持っている人の意志が現実化してしまうと言えます。勝負事でもそうです。結局は目的意識が強く、貫き通せる方が勝利するのです。ただそれだけのことです。神社やお寺などのメカニズムもそれと等しいと言えます。例えば神社は本堂まで突き詰めて、ふたを開けてみると、神様ではなく『鏡』が存在するのです。つまり神は自分の中にあるということです。神社には人々がそれぞれの目的意識(願い事)を宣言しに行く場所であると思いませんか?多くの人がその営みを代々、歴史深くやり続けているため、願いが叶う人も多く出てきます。つまり目的意識が実現するという思いが絶対的になればなるほどその神社は強烈な力をつけます。このシステムこそ、人が目的意識を現実化できるというシステムと重なるのであると自負しています。
また、目的意識とは、本当に自分で意識するのが難しかったりします。まるで恋愛の話しではありませんが、本当に好きな人は身近にいた人だったなんて経験は誰しもあるでしょうが、そのように気づきづらいものです。周りの人々や社会の価値観に影響されてしまい、そこに見栄や偏見なども(まるで洗脳のように)混じってしまい、見失ってしまうのです。さらには、いくつも持っていたりするのです。目的意識は1つではなく、2つであったり3つであったりします。そのようなこともあり、なかなか認識しづらいため、まずは心の奥底を見つめ、自らがこころから欲する目的を探ることが必要です。素直な感情が過剰に反応することが自分だけの目的意識であったりするのです。
 ということで、目的意識を正しく持つために、とても重要になってくるものは、己を見つめることと、もう1つは、STAGE5の成功体験なのです。
成果を出す人は、まずは想像の世界で、実現のイメージをし、ドーパミンを出し、成功体験を引き出すことができますが、一度それを味わうとスイッチが入るというか、継続して行けるようになります。信じ切れているのです。しかし信じ切るどころか、経験したことがない人は、まずは小さな成功体験を捻出し、ドーパミンを出す経験を積み重ねさせ、軌道に乗せてゆくということが必要になります。そのような場合はSTAGE1がそれにあたります。目標を細切れにしたり、系列立ててステップアップ方式にしたりして、成功体験を生み出す工夫が必要なのです。


まとめ

『学院が持つノウハウ』

 
 青葉学院スタディアムは、出会えた生徒達を、成果を出すサイクルの載せてあげることを最優先課題としているのです。それは生徒だけではなく教師たちもしかりです。このサイクルを手にすることで、学問どころか、生涯自らを助ける宝物を手にしたことになるのです。いわば財産とも言えます。その発想なくして、詰め込み教育や嘘っぱちのお世辞褒め偽善者教育などを行っても、一向に解決しないのです。そのための具体的なノウハウを多く持っているのが青葉学院スタディアムなのです。例えば目的意識の持たせ方、方法論のアドバイス、辛い時のものごとの捉え方、効果を高める学習法や考え方の習慣、成功体験をどのように味わいさせるかの工夫など…孫子の兵法で『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』という格言がありますが、学院がさせることはこれにつきます。もっと自分の中に目を向けさせ、豊かな精神で日々に向かわせ、人間力をひたすら高めさせること。効果は勝手についてくるようになります。
 

青葉学院スタディアム